NISAに関して

今回はNISAに関して記述したいと思います。

株式投資や投資信託による利益に対する税金がかからない枠が設定されるありがたい制度です。

マイナンバーカードさえあれば少しの手間で申請できるので、是非活用しましょう。

 

1. NISAの概要

NISAとは毎年120万円の非課税枠が設定され、株式や投資信託を売買した際のキャピタルゲイン(譲渡益)やインカムゲイン(配当益)が非課税になる制度です。期間は5年間非課税になります。5年たったらその年に設定できる非課税枠に移してしまうロールオーバーをするか特定口座に移管する、もしくは売却することになります。

NISAは2024年に新制度に移行する予定とのことで、現行の制度を新規で申請するのは2023年申請分までとなります。(2023年申請分は2028年まで非課税)

またつみたてNISAという制度も聞いたことがあるかもしれませんが、そちらは投資信託のみ購入することができ、毎年40万円の非課税枠が設定され、20年間非課税になります。

NISAかつみたてNISAどちらかを1人1口座だけ設定することができます

今回はNISAにのみふれていきます。

 

2. NISAのメリット

NISAのメリットは先述の毎年120万円の非課税枠を取得できることです。

具体的に記述しますと、120万円を運用して150万円に増えたとします。利益は30万円です。通常、株式運用による利益にはインカムゲインだろうとキャピタルゲインだろうと20.315%の税金がとられます。今回の場合は6.1万円の税金がひかれます。

NISA口座で得た利益であればこの税金は発生しません

これがNISAのメリットです。うまく運用できて非課税枠の中から100万円の利益が出た場合は手取りにして約20万円多く受け取ることができます。

損益が出た場合は、税金自体が発生しないです

少しの手間で大きな手取り収入の違いになる可能性があります。

 

3. NISAのデメリット

損益を出した際、他口座との損益通算ができない。通常、特定口座と呼ばれる証券口座で取引を行う人が多いのですが、特定口座での取引で損失を出した場合、課税対象となる利益から損失分を引いて、節税することができます。この損失分は3年まで繰り越し可能です。例えばA社、B社で特定口座を持っており、A社では20万円の利益、B社では10万円の損失がでたとします。この場合、利益-損失分の10万円のみに課税され、税金額が2万円になります。

次にA社特定口座とNISA口座で運用して、A社では20万円の利益、NISA口座では10万円の損益が出た場合、税A口座の20万円分に課税され、税金は4万円になります。

このように納税額が変わってしまう可能性はあります。

また、NISA口座で5年間株式を保有した場合のロールオーバーは同じ証券会社でしかすることができません。

そして、一度購入した株式を売却しても非課税枠は戻りません。例として、120万円の非課税枠に対して30万円の株式を取得したとします。すると非課税枠は90万円になります。この株式を売却した場合も非課税枠は90万円のままです。

非課税枠の120万円というのは累計購入金額です。保持している株式金額ではないです。ご注意下さい。

それと日本国内在住の方しか売買できません。制度改正で海外に行く際も手続きをすれば、5年間NISA口座を維持はできるようになりました。

 

4. NISA口座を利用してみて

私にとっては非課税枠は足りないです。私は銘柄選定が巧みではないので、年間でみれば何度も買い直してしまいます。結果、すぐに非課税枠を使い切ってしまいます。Buy and Holdと言われますが、ずっと持っていても値上がりするとは限りません。業績に期待できない企業は早めに損切することも必要だと思います。

そして、実際に株式を保有していますが、いまだにNISA枠の運用方法を試行錯誤しています。結局、現在は長期保有予定のインデックスファンド銘柄の積立に使っています

これならつみたてNISAでもいいのではと思いましたが、海外駐在の可能性を考えると微妙です。

 

NISA口座を利用した場合、損益通算でかえって税金が高くなる可能性がありますが、運用次第では、そのリスクに勝るリターンが期待できると思います。

個人的には手放しにおすすめできる制度だと考えています。

ぜひご利用下さい。

 

以上、ここまで読んで下さりありがとうございました。

この記事が皆様のお役に立てれば幸いです。