株式投資に関して以前の記事で記述できていなかった項目に触れたいと思います。
外国株式(米国株式)
概要
米国、中国、アジア、ロシア等、諸外国の株式市場の株式に投資します。
米国であればAmazon、apple、Google等、よく知られた企業があります。
最近、米国株投資が流行っていますね。
市場規模は日本の4倍以上で、時価総額top4の企業だけで東証1部の企業すべての時価総額に匹敵するような規模となっています。
また市場の成長率が高く市場平均に連動するインデックス投資をすれば年利7%以上の年も多くあります。
米国株に関しては株取引で発生した利益に現地の税金が10%程度発生します。
それと通貨が違うため為替変動によっても資産の増減があります。
取引方法
日本株と同じくアプリやWEBページからの注文できます。
以前はSBI証券で取引していたのですが、楽天証券アプリi-speedで米国株式の取引が可能になったので日本株と同じように取引できます。
最近は円で売買することもできますが、証券口座内にドルで資産を持っておき、ドルで取引することもできます。
日本株と大きく違うのは1株単位で売買が可能です。
日本株でも1株から売買が可能な証券会社はありますが、優待を受けようとすると100株単位での売買が基本になります。
情報収集
私自身は米国個別株の情報収集はできていません。
twitterやネットニュースを読む程度です。
それもあって米国株投資は後述する投資信託とETFで実施しています。
情報を仕入れづらいということもあり、米国駐在にでもならない限り米国個別株には手を出さないと思います。
投資信託
概要
ファンドが投資家から資金を集めて、集まった資金で機関投資家が投資する仕組みを投資信託といいます。
ファンドが運用する方針を決めて資金を募り、ファンドの方針を見て投資家が資金を入れます。
例えば日経平均と同じような動きをすることを目標とするファンドやハイテク株に集中投資して運用するファンドなど様々なものがあります。
投資機関が投資するので信託報酬や手数料がとられます。
金や債券など株式以外に投資するファンドもあり、間接的にそれらに資産を割り振ることもできます。
ちなみに日経平均やSP500(米国株式のtop500)の様な何かの指数に連動することを目標とするファンドをインデックスファンドと呼び、手数料に低さと長期運用でのリターンの大きさから最近は人気です。
長期で見れば金融市場はずっと成長しているためそこに連動すれば資産が増える。
と考える投資法です。今後はどうなるか分かりませんが、過去データでは金融市場は成長し続けています。
取引方法
WEBページで取引します。
ネット証券では100円から取引できます。
手数料無料のものも多数あり、外国株式に投資するファンドも一部は手数料無料信託報酬も低いものもあります。
情報収集
各ファンドが出している目論見書で投資方針を確認し、運用報告書で決算の度に運用成績を確認します。
確認事項はファンドがどの企業にどの様な割合で投資しているかを確認して
投資先が安全か確認しています。
ファンドが管理してくれるので、自分で投資するよりは手間が掛からないです。
また、インデックスファンドの場合は長期運用で利益を出す前提なので、世界情勢をニュースで見ているくらいです。
世界の経済が長期的に縮小する様な大事件が起きない限り、20年間積立投資継続して、
10年掛けて取り出す予定です。
実際に運用してみて
インデックスファンドに月々定額で積立投資を実施しているのですが。一番運用成績がいいです。コロナショックを経験しても一番です。
手間も掛からないので、世界情勢を気にして、米国株、全世界株式、債権それぞれに連動するインデックスファンドに分散投資するのが1番効率よく資産が伸びそうな気がしています。
上場投資信託(ETF)
1) 概要
投資信託を個別株と同じ様に売買する様な投資商品です。
米国株式のものが人気です。
Vanguard、Black ROCK、state street等世界的な投資機関の銘柄が特に人気です。
ハイテク株やNASDAQに連動するETFがバブルと言われるくらい人気です。
2) 取引方法
個別株取引と同じ手順で実施出来ます。
3) 情報収集
投資信託と同じです。
投資をしてきて
これまで投資をしてきて、複数のインデックスファンドに分散投資するのが最も資産が増えています。
個別株は優待の取得も楽しいですが、優待を含めた利回りを考慮してもほとんどの銘柄ではインデックス投資が効率がいいと感じています。
というわけで今後の方針は下記でいこうと考えています。
・総利回りを計算し、インデックス投資の期待値を超える銘柄のみ個別株で投資する。
・資産の20%に限定してグロース株に投資する。
・残りの余剰資金は全て米国株式、全世界株式、債権に連動するインデックス投資に分散投資する。
最近、身近なところで気軽に投資を始めて、資産の増減に疲れてしまっている人を見たので少しだけ投資に対する私の意見を記述します。
手間はかからないとはいえ、自分がどの程度のリスクを負っているのか理解する程度の勉強は必要です。 資金だけ預ければ投資先までAIが決めてくれるウェルスナビのようなシステムも増えていますが、AIが何をしているのか分からなければ、何かあったときに被害が大きくなります。
どうしても勉強したくない人は本業に注力して資産を増やすことが一番だと思います。
今回記述した資産運用は資産を減らすリスクもあります。
特に景気後退時期はリスクが高くなります。
「投資をしない=資産が増えない」ということではありません。
資産を増やす方法はいくらでもあります。投資はその一つに過ぎないので、自分に合った方法で資産形成することが重要と思います。
ここまで読んで下さった方、ありがとうございました。
この記事が少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。